バンコクから国道35号線を西に向かうと国道4号線に突き当たります。
次に国道4号線を南にPetchaburiへ向け進んで行くと、
左手に平地から屹立した岩山が見えて来ます。
この岩山の中に大きな鍾乳洞があり、寺院となっています。
その説明板です。
この洞窟は、神秘的な自然の外観だけでなく、歴史的にも重要です。
アユタヤ時代には、この辺りは、ウートン王(1350-1369)の軍隊の居留地として、
使用されていました。
また、その後、時代が変わり、ラーマ4世が即位前に僧として巡礼を行った時には、
この地で修業を行ったと言う事です。
この洞窟の中には、涅槃仏や、仏足石、様々な様式の仏像が納められています。
石灰岩でできた屹立した山です。
この中に鍾乳洞があります。
山の麓に入口がつくられており、
そこから中に入ります。
山には石灰岩が水に溶けてできた大きな割れ目が見えます。
山の麓の駐車場にいた猿です。
この駐車場には、竹竿をもった人がいて、
お金を払えば、この猿達が車の上に登ったり、
いたずらをしないように見張ってくれます。
鍾乳洞の内部です。
涅槃仏が横たわってます。
鍾乳洞の上部を見上げれば、
ところどころ日の光が入る割れ目があり、
内部を神秘的に照らしています。
洞窟の奥には、仏足石があります。
また、いたるところに仏像が祀られています。
つららのような大きな鍾乳石です。
鍾乳石の下の仏像です。
鍾乳洞から出ると、また、猿達の出迎えです。
話を変えて、
バンコク国立博物館
へ行った時、法輪が展示されているコーナーを見ていたら、
このKhao Yoiで発見された法輪がありました。
ドヴァラヴァティー時代は既に、この地は、信仰の地であったのだと思います。
■番外編
バンコクからPetchaburiへ行く途中、国道35号線を西に向かって行くと
Samut Sakhonを通ります。
その時、道の両側に、塩田と、塩田へ水を引き上げる為の風車を見る事ができます。
その風車です。
そして、道の両側には、塩を売る店が並んでます。
その塩です。
近くで見ると、日本で売っている塩のように
真っ白ではありません。
不均一に茶色になってます。
塩田に積もった塩を掻き集めて
塩を採取する方法では、混じり物があっても、
致し方無いように思います。
ミネラルたっぷりかも?